令和6年度 三鷹市市民文化祭 入賞者(菊花・囲碁・短歌・俳句・ジュニア俳句)
令和6(2024)年度の三鷹市市民文化祭は11月24日(日曜日)に閉幕しました。今年も多くの皆様にご来場・ご参加いただき、誠にありがとうございました。
芸術文化センター星のホールで行われた表彰式・閉会式では、審査のあった5部門から36人の入賞者が表彰されました。入賞者は以下の方々です(敬称略)
●菊花展
文化祭賞 吉田光治
●囲碁大会
【有段者Aの部】
文化祭賞 小田直則
準優勝 永代斗真
3位 横道孝二
【有段者Bの部】
優勝 竹野裕介
準優勝 吉溪幸一郎
3位 片岡知道
【級の部】
優勝 三上淳
準優勝 松本洋
3位 大川正広
●短歌会(選者:髙島静子、青木春枝)
文化祭賞
柿三つ居酒屋の前の縁台に手書きのメニューの文鎮となり 奈須野郁郎
特別賞
暖房に老人丸く眠りをり古き机の一部となりて 宮本恵美子
佳作
五年振り会う友しばしわが顔を覗きて「やあ」までひと呼吸あり 桑野晋
ボンジュール音の響きに魅了され学び始めた仏語の会話 鶴村きく代
見上げれば雲ひとつなく切れ目なく空のあなたは元気でいますか 堀真由美
小雨降る緑の中に隣人の朽ちた薪小屋ひんやりとあり 宮本博
●俳句会(選者:大井恒行、津久井紀代)
文化祭賞
蹲(つくばい)にブリキの金魚秋に入る 山口明子
特選
地震(なゐ)の浜瓦礫の浜や雁供養 林真志
天の川星を積みこむ深夜便 田中進一
鼻づらを寄せくる牛や秋暑し 新井一枝
佳作
戦争は避けよこの国曼珠沙華 横森茂樹
殺戮は愚かなり蟻の行進 加藤早杜子
新体詩に触れしは遥か花野道 山田みちを
宿借(やどか)りも我も地球の間借人 加藤佑子
母の字は古びてをらず雛の箱 菅沼淑子
褒められて小さくはにかむ七五三 谷口一郎
●ジュニア俳句大会
大会賞
あかとんぼ夕やけをとぶほしになる 細野壱織(大沢台小学校)
大きいなプールの中の友のかお 村山琴子(第三小学校)
芋虫がまさかの結末蝶じゃない 半那律(第四小学校)
優秀賞
ぶらんこが勝手に動く熱帯夜 川本愛 (第四小学校)
まんなかを明るく照らすはなびかな 須賀谷晴香(第四小学校)
なつやすみままとたべたいおべんとう 奥優莉(井口小学校)
病室でバァバの面会蝉の声 千葉桜來(北野小学校)
あせびっしょわたしのかおとままのかお 村山乃々子(三鷹ちどりこども園)
せみよりも早おきそぼとはかそうじ 坂田椛(第四小学校)
風鈴をやさしくよぶよ海の風 赤尾柚奈(高山小学校)