インタビュー「午後のクラシックの楽しみ方」伊丹光一さん(三鷹市管弦楽団)

穏やかな秋の昼下がり、クラシック音楽に浸ってみてはいかがでしょうか。今回は、出演者としてだけでなく裏方のスタッフとしても活動されている三鷹市管弦楽団団員の伊丹光一さんに、「午後のクラシック」についてお話を伺いました
「午後のクラシック」はどのような演奏会ですか?

私が所属する三鷹市管弦楽団(三鷹オケ)のメンバーが中心となり、市民の音楽活動を広く紹介する演奏会として毎年開催されている、どなたでも気軽に訪れることができるフランクな雰囲気の演奏会です。「午後のクラシック」というタイトルでは15年以上も続けられており、三鷹市内外で活動するさまざまな団体が演奏を披露します。今年は公募で18団体が出演する予定です。
お客様だけでなく演奏者にとっても開かれた演奏会なんですね
はい。この演奏会を通じ、団体間の交流を深めることも目的の一つでもあります。三鷹地域に拠点を置き、練習を重ねてきた団体が参加することで、三鷹の市民文化の豊かな土壌を表現する場となっているなと感じます。また、普段大きな編成でオーケストラ活動を行っている私たちのようなアマチュア奏者にとっても、少人数のアンサンブルをお客様に聴いていただく機会はなかなか無いので、とても貴重な演奏会です。
どのような演奏が聴けるのでしょうか?

弦楽四重奏重奏、木管五重奏をはじめ、25人程の小編成オーケストラや、フルート、ホルン、チェロ等各楽器のアンサンブル、普段管弦楽では使われない小型ハープやギター、コカリナのアンサンブルなど、多様な編成で演奏をお届けします。各団体の演奏時間は約10分で、次々に入れ替わって行きますので、色々な演奏が聴けるのも、午後のクラシックの魅力かなと思います。
「午後のクラシック」の楽しみ方を教えてください。
演奏入れ替わり時の入退場は自由なので、好きな演奏を自由に聞いて楽しんでいただけます。ですが、せっかくお越しいただいたのであれば興味のあるグループ以外もお聴きいただき、新しい「好き」を発見してみてはいかがでしょうか。
午後のクラシック 11月8日(土) 会場:三鷹市芸術文化センター 風のホール

13:00開演/17:00終演予定
入場無料 直接会場へ
主管団体:三鷹市管弦楽団
主催:三鷹市・市教育委員会・市芸術文化協会
令和7年度 三鷹市市民文化祭日程